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山登りしてきた。(前編)




山登りしてきました。
この間下見に行った月山(がっさん)です。

あ、だけどもこれから「登山を趣味にしよう」なんて事は考えていません。

「行きたい神社が山頂にあるから山を登る」

です。はい。
とにかく9月15日までに登る必要がありまして、空模様と相談していちばん条件が良いであろう日に行ってきました。(9/4)
早朝に家を出て、8合目の駐車場に着いたのが6:40。
前回下見に来た時(→※)と全然違う駐車場からの眺めです。庄内平野が一望。

ということで朝日真正面で登山開始です。
登山なんて、、、中学生ぶり?です。(何十年前だよ)
当時は長野県に住んでいたので学校行事で登山がありました。
泊りがけで乗鞍岳に登って、山小屋で早朝にたたき起こされ、ご来光を見た覚えがあります。
その時以来、まったく登山は縁がなく今日まで来ましたが、せっかく庄内地方に住んでいるのだからと通い始めた羽黒山で「出羽三山信仰(羽黒山、月山、湯殿山)」についていろいろ知るうちにやっぱり月山にも行ってみたい、行かなくては、と思うように。



歩き始めは弥陀ヶ原湿原の木道から。
まじ、朝日が正面、まぶしい。

立ち止まって見渡せば、きれいな湿原、そよ風。
ちなみにこの時の気温は15℃。


道端にはリンドウ。



登山道入り口の鳥居。
歴史のある修験道の登山道なので、白装束の修験者もかなり出会いますし、レジャーとして登山している方も、どちらも混在しているところは面白いと思います。

以下文化庁 日本遺産ポータルサイトより
山形県の中央に位置する出羽三山の雄大な自然を背景に生まれた羽黒修験道では、羽黒山は人々の現世利益を叶える現在の山、月山はその高く秀麗な姿から祖霊が鎮まる過去の山、湯殿山はお湯の湧き出る赤色の巨岩が新しい生命の誕生を表す未来の山と言われます。
三山を巡ることは、江戸時代に庶民の間で『生まれかわりの旅』として広がり、地域の人々に支えられながら、日本古来の、山の自然と信仰の結び付きを今に伝えています。
羽黒山の杉並木につつまれた石段から始まるこの旅は、訪れる者に自然の霊気と自然への畏怖を感じさせ、心身を潤し明日への新たな活力を与えます。
もっと詳しいのがサイトにあります→https://japan-heritage.bunka.go.jp/ja/stories/story020/

庄内平野に住んでいると関連した行事が年中あり、街中でも山伏を見かけたり、出羽三山信仰が身近に感じられて、とても興味深いのです。


登山道は所々水たまりがあったり、

石にペンキで順路が書いてあったり。


また、リンドウが咲いていたり。




湿原を抜けるといきなりこうなってビビったり。
岩ごつごつのかなりヘビーな感じ。



天気は最高です。
笹向こうの山、が頂上ではなく、あれをもうひと山超えなくてななりません。
自分としては年齢のわりに体力ある方だと思ってるんですけど、ちょっとそうでもなかったみたいです。
スニーカー、リュック、トレラン用シューズで臨んだんですけど、岩ごつごつの不安定な足元がかなりモモの筋肉にきます。


きつくて、立ち止まって、振り返れば最高の景色。
自分の住んでるところが砂粒レベルに見えます。
遠くに見える鳥海山も雲も無くすっきりシルエットです。
拡大すると↓↓↓



そして、また石ごろごろの登り。

思ったより自分が体力ないことに気がついちゃった感じです。
かなりきつくて、ももがパンパンで、引き返そうかどうしようかと考えながら9合目の佛生池小屋に到着。



はい、ここでお助けアイテムをゲットしました。
修行アイテムですが、これがあると歩くのがかなり楽になります。
焼き印も入ってて記念にもなるし。
ここまでで1時間半です。


このあとは尾根伝いに登っていきます。
きついんですが、とにかく景色がきれい。
風も気持ちいいので頑張れます。


途中にはすごい昔のモノであろう石碑もたくさんあります。↓


登り始めて3時間弱、ついに頂上が見えました。↓
あの豆粒みたいのが目指す月山本宮です。

途中であきらめようかと思ったのですが、この頂上の神社、とにかくお参りできる期間が短いのです。
7月1日から9月15日までの2か月半のみ。
今年は梅雨も長かったし、8月も雨の日が多くて、なかなか行けなかったんです。
山登り初心者なので危なくないように、お天気がバッチリの日をずーーーーーっと待っていたのでこの機会を逃すとたぶん来年になるんじゃないかと、、、。


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